この作家さんの初期の頃もダークな部分が多かったのですが この作品はさらに輪をかけてダークな作品です。 ハッピーエンドが少ない作家さんなのですが、今回は果たしてどうか?(管理人2) 敵対する家同士の娘、璐蝶(ルーティエ)とリリシィアは、幼い頃から何度も闘いあった仲。 だが、人知れず友情のような奇妙な絆を深めてもいた。 月日が過ぎ、リリシィアと璐蝶の兄の政略結婚の当日ー。 リリシィアは結婚相手に刃を向け、璐蝶にキスをしてその場を立ち去る。 そして、璐蝶の元を訪れたリリシィアは璐蝶にさらに口づけ、身体を重ねて去って行った。 「私を憎んでね・・・」と言い残して・・・。 圧倒的な画力で描かれる、黒と白の愛憎が交錯する物語。 (裏表紙の説明より) |