「文月晃」の絵は、かなり萌えます。「快楽天」を毎月買っていた高校生時代、文月晃の単行本は全て揃えたのですが、全て実家に忘れてきました。 欲を言えば……彼女に……メイド服を…………着て欲しかった…………。 ちなみにこの彼女は、ずーっと和服を着ています。なんか堅苦しいイメージがあるのですが、乱れると萌えます。 「家」に縛られた女の子の礼儀正しさは、何かメイドさんと通じるものがあるな。
この物語は、幼少期に婚約を結んだ花菱・桜庭両家の複雑な関係から始まります。 花菱の家を飛び出した薫、それとは知らず単身で薫のもとを訪ねる葵。 彼女の一途で献身的な姿に薫は己の求めていたもの、母の死から形見一つ持たされずに厳しい教育を受けていた花菱家で幼い時に出会った葵への愛情を彼は得たのです。 二人の絆が深まれば深まるほど、両家の問題が二人を襲います。 一時は花菱へ戻る決意をした薫も、花菱の厳しいしきたりに葵を巻き込みたくない思いから彼は花菱へ戻るのを思いとどまりました。 そんな中、二人の周りには多くの仲間がやってきます。ティナ、妙子、ちか、雅、繭など。 彼女たちの存在は、薫たちにとっては暖かい仲間であり、辛いときの支えになりました。 薫と葵の想いは通じるのでしょうか?ぜひこの結末を単行本を買って読んでみてください。 物語としては非常によく出来た作品であると思います(管理人2)。 |