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最後のＤＯＳゲーの後ろから２番目と記憶している、ｅｌｆゲームの小説です。ちなみに最後のＤＯＳゲーは「ラブ・エスカレーター」です。 原作のほうは最近掘り出し、始めましたが、非常に奥が深くストーリー性の高いゲームですが、エンディングが最悪でございます。 時空を行き来して、ストーリーを展開する、難しくも斬新なゲームです。 要するに、バッドストーリーへと進み、そこでアイテムを手にし、そのアイテムを切り札に、前の時間に戻り新たな分岐へと進むのです（管理人１）。
有馬たくやは堺町学園３年生。ある日たくやのもとに、２ヶ月前に遺跡発掘現場の落石事故で死んだはずの考古学者の父・有馬広大から小包が届いた。中には『リフレクター』と呼ばれる奇妙な物体と手紙が入っていた。手紙の指示どおり三角山に向かったたくやは、金髪の裸の美女が倒れているのを発見する。気がついた彼女は、たくやにキスをすると突然消えてしまう。困惑するたくやのところに現れた学長・龍蔵寺とたくやの義母・亜由美、そして、謎の転校生・神奈。リフレクターを狙う龍蔵寺がたくやに銃を向けたとき、大地震が起こり、たくやの意識が遠のいていく……。謎が謎を呼ぶアドベンチャーゲーム、ついに小説で登場!!
三角山での大地震で気を失ったたくやが目覚めたとき、そこはすでにたくやの知っている世界とは何かが違っていた。美人校医兼担任の絵里子とともに、父・広大から送られてきた『リフレクター』を狙う龍蔵寺の正体を暴いたたくやだったが、美月がたくやの身代わりに龍蔵寺の凶弾に倒れてしまう。美月を失ったことと、次元監察官である絵里子から聞かされた理解をはるかに超える事象。混乱するたくやは、ふたたび意識が遠のいて……。発売と同時に大反響を呼んだ好評シリーズ第２弾、ファンの要望に応えて早くも登場!!
三角山の地下から、たくやはリフレクターによって異世界に飛ばされてしまう。言葉を話せない巫女・セーレスと出会ったたくやは、辺境の騎士・アイリアにセーレスの身を託される。やがてセーレスとの間に、「ユーノ」という名の女の子を授かる。驚異的な早さの成長をするユーノ。しあわせな日々だったが、帝都からセーレスを追って来た神帝の近衛兵にセーレスを殺されてしまう。復習を誓ったたくやは、ユーノとともに神帝のいる帝都に向かうのだった……。ファン待望の好評シリーズ第３弾！ついに物語も佳境の第２部・異世界編へと突入!!
過酷な拷問にも口を割らないアマンダに業を煮やした収容所所長バズクは、たくやを利用しようとする。しかし突然大地震に襲われ、ユーノのペットだったクンクンに間一髪助けられる。どうにか帝都にたどりついたたくやは、妻・セーレスの面影のある女兵士に剣を向けられる。それこそ成長したユーノだった！ ユーノは、世界を破滅から救う巫女となっていた。そして儀式の前夜、ユーノはたくやに最期の「お願い」をする。それは……！ 物語はいよいよクライマックス！ たくやとユーノ、父娘を超えた愛の運命は!? やっと完結しました！ 非常に不本意なエンディングであったゲーム版とは違い、妙な「ユーノと次元を辿り神になる」的な言い回しがなく、 「帰ろう」「俺たちの故郷『デラ＝グランド』に―― というエンディングにふさわしい、というか、私的に納得できる、読み心地のいい終わり方になっています。 亜由美さんや澪ちゃん、神奈ちゃんなどのキャラクターが、結局は死んでしまうのですが、全体のストーリーからすると、納得できますし（彼女らにシナリオを向けると成り立たない）、彼女らの存在を受け止めつつ、ヒロイン（ユーノ）とこれからも生きてゆく、という読者に余韻に浸る余地を与えた表現になっています（管理人１）。 こちらの作品は、OVAにもなりました（管理人２）。 |
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